「勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!」(著:石田勝紀)書評 読んだら我が子に手帳を与えたくなる理由

2019年7月7日

こんにちは、エレガントなワークライフバランス事務局の月光です。

お子さんをお持ちの親なら誰でも「勉強しろ!」と言ってしまったことがあると思います。

かく言う私も小学生の娘に「毎日決まった時間に決まった量勉強やりなさい」と実際に言ってきました。

でも、中々やらないんですよね。机には向かうけど机でお絵かきしてたり、練り消しで遊んでいたり、漫画読んでたり。

だんだんイライラが募ってくると「いいかげんに勉強しろ!」と怒鳴ってしまいます。

娘も渋々勉強を始める、、こんなことが繰り返されていました。

娘が自発的に勉強する方法は無いものだろうか?と悩んでいたとき一冊の本に出会いました。

それが今回紹介する「勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!」(著:石田勝紀)です。

本書概要とおすすめポイント紹介

本書は子供が自発的に勉強しなくて困っているという方におすすめです。おすすめのポイントを紹介します。

本書で紹介されているメソッドはいたってシンプルです。

それは『子供に手帳を与えて自己管理を身に付けること』です。

もっと具体的に言うと勉強やお手伝いなど毎日やった方がよいアクションを実行したらポイントを付与し、それを手帳に記録させる、というものです。

例えば勉強やったら5ポイント与え、手帳に記録する。これを毎日繰り返し、月末に1ポイント10円に換算してお小遣いにする。たったのこれだけです。

これだけで子供が率先して勉強するようになるなら楽でいいですよね。

実際読書して気になった場所をいくつかハイライトで紹介いたします。

私のハイライトとコメント

子どもが勉強しない理由はいろいろと考えられますが、代表的な理由を1つあげましょう。それは、子どもに対して親が『勉強しなさい!』と言ってしまうことなのです。

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月光

勉強しなさいって言うから勉強しないというこの概念!目から鱗ですね。大人でも誰かに指示されて行動するのって嫌なもんですよね。反省しました。

1つ目は、「勉強しなさい」という言葉を、「やるべきことをやりなさい」と言い換える ことです。

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月光

とにかく「勉強しなさい」って言うのはやめようかなと思いました。「やるべきことをやりなさい」と言わる方が本人にとっても自発的になれるような気がしました。「そういえばやるべきことはなんだったっけ?」と思わせられれば親の強制ではなく子供が自発的に考えたことになる訳ですね。

「子ども手帳」では原則的に、 行動(やるべきこと)が1つ終わればポイントが入ってくる ようにします。つまり、「プロセス」に着目するのです。

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月光

ここがすごく重要です。結果ではなくプロセスに着目すること!結果にコミットすることも大事ですが勉強などをルーチン化する上では「やったこと」自体を評価する方が大事だと私も考えます。そしてポイント制!ポイントは最終的にお金に換算してお金の勉強も兼ねて貰うという憎いやりかたの様です。勉強になります。

ポイント制にして、自分ががんばった分だけ、ゲームみたいにポイントがもらえる、 それが自分へのごほうびになるということを説明したら、やる気が出たようです。・・・(中略)・・・なぜ子どもは、ゲームは楽しそうなのに、勉強はつらそうにするのでしょうか。それは、勉強をつまらないやり方でやっているからです。

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月光

手帳にポイントを記録してポイントを溜めて最終的にお小遣いを貰う。まさにゲーム感覚!苦手なことをゲーム化して継続することが子供にとってはもっとも負荷が小さいことなんですね。言われて納得しました。「金で子供を釣るのか!」という人もいるかもしれませんね。お金は実施対価です、やることやって対価を貰う、何か問題ありますか?

「なぜこれはできなかったの!」という言葉は絶対に避けてください。それよりも、「できた部分をほめていく」方が、子どもはさらにやる気を出しますので。

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月光

これは子供手帳云々というより子供向けのコーチングメソッドですね。出来なかったことより出来たことに着目する。出来たことをやや大げさに褒めて子供のモチベーションを向上するやり方はわかっちゃいるけど中々出来ません。親も上記を意識して生活することが大事ですね。

「親子関係がよくなった」といううれしい言葉がありました。そして、最も重要なことの1つである、「自分で」やるという自主性も出てきたとのことです。

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月光

一冊の手帳で勉強の習慣が身に付く、これだけでもすばらしいのに親子関係までよくなるそうです。手帳を通じて「いまポイントどれくらい溜まったの?」とか「お勉強きちんとやったから今月はすごいポイント溜まったね」など会話も増えます。普段子供と一緒にいる時間が短い父親にとってはコミュニケーションのきっかけが増えていいことですね。

ステップ1 お子さんと文房具屋さんへ行き、お気に入りの手帳を買ってくる ステップ2 これから1週間分の予定を自分で書かせる ステップ3 日々終わった事柄は赤で消す(やれなかったことは消さない) ステップ4 毎週末、消し込んだ分だけポイント精算する。

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月光

子供手帳開始から実施までの4ステップです。ステップ1お気に入りの手帳を買うってところが一番重要だと感じました。好きなデザインって人それぞれですよね。特に女の子はこの辺のデザインには敏感です。間違っても親が勝手に選んで「買ってきたよ」みたいなことをしないように気をつけましょう。

オプション1 ボーナスポイントを設定する オプション2 家族の約束ごとを決める オプション3 やるべき時間を設定する オプション4 ポイントを交換する

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月光

ボーナスポイントって概念もゲーム感覚でいいですよね。例えば運動会の徒競走で頑張ったら10ポイントとか、テストで100点取ったらその日のポイントは3倍にする、とかいいんじゃないでしょうか。とにかく飽きさせない工夫ってのが大事だと感じました。

モノとの交換はNG! ポイントを賞品と交換するのはやめた方がいいでしょう。 これをやって失敗した人は実はたくさんいらっしゃいます。 なぜ失敗することが多いのかというと、欲しい賞品を手に入れた段階で、モティベーションが終了するからです。

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月光

ものとの交換はNG行為だそうです。欲しいものが手に入った時点でモチベーションが切れちゃうそうです。やはりポイントを溜める、そしてお小遣いに変換する流れがいいようですね。お金はいくらあっても足りないしもっと欲しくなるものですからね(笑)

経験上、学力を向上させる方法には大きく3つあります。1つめは「心を高めること」、2つめは「生活習慣を正すこと」、最後は「考える学習を行うこと」です。・・・(中略)・・・「ウソをついたり、ごまかしたりすると、ポイントはすべてゼロになる」

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月光

著者はこの三つを「しつけの法則」と呼んでいます。「心をしつけ」「身をしつけ」「頭をしつける」ってことだそうです。子供手帳によって勉強その他の習慣化が身に付き継続することでこの三つのしつけが自動的に定着するそうです。いやぁ手帳一つでここまで出来れば親としてはありがたいの一言ですね。

今日からはじめるワークライフバランス

本書を読んでたくさんの気付きを得ました。今日から実践すべきと考えることは以下です。

  1. 「勉強しなさい!」を「やるべきことをやりなさい!」に変える。
  2. 子供に好きなデザインの手帳を与える。
  3. 何をやったら何ポイントになるか、そして1ポイント何円に換算するか子供と(あと妻と)決める。
  4. 月末お小遣いを上げるとき「よく頑張ったな!」とプロセスを褒める。

まずは実践あるのみですね!是非本書を読んで子供に手帳を買ってあげて下さい。

ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。


勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう! [ 石田 勝紀 ]