「メモの魔力 -The Magic of Memos-」を読んでみました。タイトルが前から気になっていたんですよね、今更メモに着目する本って以外と無いなというイメージでした。
実際に読んで見た感想は・・・感動しました!一冊のメモで本当に人生が変わるかも、という内容です。
本を読んだ後すぐに私は近所の無印良品でメモ帳を買いました。
今では常にカバンに入れて毎日一回はメモを取るようにしています。
頭にアイデアが浮かんだ際にメモを取らないとすぐに忘れてしまいます。皆さんも経験ありませんか?
作者の前田裕二氏はいわゆるメモ魔です。毎日恐ろしいほどメモを取り、その内容を抽象化し、具体的なアクションに結び付ける天才です。この本でもこの辺について詳しく触れています。
前田裕二氏はSHOWROOM株式会社の代表取締役ですがその経歴が変わっています。
両親と早くに死別したことや路上ライブで生計を立てていた点は現在の前田裕二氏の原点になっているのでしょう。のうのうと生きているだけの人間とは全く異なる思考回路を持った人だと思います。
私のハイライト
「メモの魔力 -The Magic of Memos-」を読んで気になった部分(Kindleで言うハイライト)を以下公開します。
どうか、「知的生産」のためにメモを使ってほしい。これこそ、「AIに仕事が奪われる」という言説が得も言われぬ世の不安を 煽動 する今、僕たちが最も磨くべきスキルです。
メモをとる癖がない人は、実は、毎日「宝」をみすみす落とし続けてしまっているようなものだと僕は思っています。
こう考えていくと、人の成長という観点において、本当にメモは偉大です。 ① 知的生産性が増す。 ② 情報獲得の伝導率が増す。 ③ 傾聴能力が増す。 ④ 構造化能力が増す。 ⑤ 言語化能力が増す。
① インプットした「ファクト」をもとに、 ② 気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、 ③ 自らのアクションに「転用」する。
メモを書くときにはできるだけ、「4色ボールペン」を使うようにしています。その際、「黒」「緑」「青」「赤」という4色それぞれに、意味を持たせています。
色分けの軸としては、「主観 or 客観」と、「重要度」の二つがあります。
僕は、人より本を速く読むことができます。それは、「本の具体ではなく、抽象を読んでいるから」です。
自分を知り、自分の望みを知らないまま、どんなビジネス書を読んでも、どんなセミナーに行っても、まず何も変わらないでしょう。まず「自分を知る」ことがなによりも重要です。
お金のあるなしに関係なく、やりたいことが明確な人が一番幸せだと思っています。
夢中になれるもの、熱中できるものがある人はこれからの時代、とても強い。
経験の数自体を増やして、「やりたいこと」を見つける確率を上げましょう。
デジタルのメモは、ブラックホールの 彼方 に消えてしまう
終わりを意識することによって、かけがえのない「今」を全力で生きるようになるからだと思います。
「こんなに努力しているのに夢がかなわない」ではなくて、「やるべきことが具体化できていないから夢がかなわない」ということに気づける。
自分の幼少期を含めて「自分がなぜ、どんなときに喜びを感じ、幸せを感じるか」を見つけていきましょう。
「努力」から「習慣」にするためには、まず何よりも、持っているだけでテンションが上がったり、嬉しくなったりするノートやメモ帳を買うところから始めましょう。
明日からはじめるワークライフバランス
この本を読んで明日から以下のことを実践します!
- 一日一回は必ずメモを取り、インプット⇒抽象化⇒転用のサイクルを作る。
- 仕事中も積極的にメモを取る。
- 人生のゴールイメージを持ち、それに向かう努力をする。
ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。
またよろしくお願いします。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) The Magic of Memo (NewsPicks Book) [ 前田裕二 ]